亜鉛ノススメ

ツオイスダイカストの亜鉛ダイカスト

高精度・精密亜鉛ダイカストでコスト削減に貢献いたします

01
歯車

良い製品には良い金型

金型の保証ショット数は100万ショット。亜鉛ダイカスト専業で長年培ったノウハウで金型製造コスト削減に貢献いたします。


02
顕微鏡

無加工で仕上がる高精度

寸法精度を金型で追求するので、タップ加工を除いて二次加工を無くしたり、少しでも無くすことによりコストダウンに貢献いたします。

03
ノギス

薄肉化がはかれます

亜鉛ダイカストは、湯流れが良いため、複雑形状のものに適しています。またアルミと比較した場合、強度面や使用条件等を考え、要らない部分の薄肉化をすることで材料費を節約できます。

※ 製品の大きさ・仕様によっては二次加工を行う場合もございます。

亜鉛ダイカストのメリット

ものづくりには、素材の選択や工法の選択は大変重要です。
では、今採用しているその素材や工法について「なぜこの素材、この工法を選んだのか?」と考えたことはありますか?
ツオイスダイカストは創業以来、亜鉛ダイカストを専業として取り組んでいます。亜鉛の特性を熟知し、長年のノウハウと実績から貴社の製造コスト削減に貢献いたします。

緑あふれる環境

環境に優しい金属です

亜鉛はおそらく地球環境に一番優しい金属かもしれません。
精錬や溶解にしても他の金属よりもエネルギー消費量が低く、工場内で発生した不良品や製品まわりの不必要な部分はその場で溶かしてリユースし、無駄のない素材となっています。
また、酸化してしまった部分は、業者によってリサイクルされ、灰状になってしまったものもアスファルトやタイヤの原料と混ぜられて再生利用されています。

優れたコストパフォーマンス

亜鉛の最大の特徴である寸法精度の良さを活かしたものづくりをすることにより、無加工・無切削にて仕上げることが可能です。
他の素材には真似ができないほどの寸法を追い求めることができます。
また、湯流れがとても良いため、複雑形状および薄肉形状の製品にも適しています。
その他、鋳造温度が低いため、他のダイカスト製法と比べて金型の寿命が長くなります。

亜鉛ダイカストの製造事例

亜鉛ダイカストの利点

亜鉛合金ダイカスト(略して亜鉛ダイカスト)は複雑な形状の鋳物や高い寸法精度が要求される鋳物も製作可能です。
製作された鋳物はそのままで滑らかな表面を持ち、優れた耐食性を示すとともに、様々な表面仕上げが可能。

また、亜鉛ダイカストはめねじ、おねじ、リベット、スタッド、ボスなどを容易に一体ものとして鋳造できるので仕上げ、あるいは後加工を省略することができ、他の鋳造方法より生産速度が速く、コストも低い。
薄肉鋳物の製造が可能なため原料代の節約、軽量化を図ることができます。

亜鉛ダイカストの機械的性質は、ねずみ鋳鉄、黄銅、アルミニウムの砂型鋳物、さらにアルミニウム合金ダイカストよりも優れており、特に衝撃の強さに勝っている。
生産に必要なエネルギーも他のダイカスト合金より少なく、リサイクル性に優れ、廃棄物も少ないことから環境にやさしい製品であるといえる。

亜鉛ダイカストの耐食性

亜鉛ダイカストには優れた耐食性がある。

JIS規格品は粒間腐食を生じないが、鉛、錫、およびカドミウムなどの不純物濃度が高い場合には、粒間腐食が発生して機械的要素が低下することがあるため、合金中の不純物濃度には注意を要する。

一般にダイカスト用亜鉛合金は純亜鉛に似て、孔食ではなく、全面腐食型の腐食挙動を示し、信頼して使用できる。
多くの場合、ニッケルめっき、クロムめっき、あるいは各種塗装をして使用されているが、これらの表面処理によりさらに腐食性は増す。

ただ、ちょっとだけ重いのです。

亜鉛のメリットだけでなく、デメリットもあげておきましょう。
ダイカストのイメージとしてアルミが強くなっている原因の一つだと思われるのが、亜鉛の重さです。
亜鉛の比重は6.7となっており、ざっとアルミの2倍以上になります。
軽量化という観点からは嫌われてしまいますが、薄肉化が計られ、1ミリを切るような製品も鋳造が可能となっており、アルミにはできない極小部品でさえも亜鉛は製品化が可能です。

亜鉛ダイカスト専業としての長年のノウハウで貴社に貢献いたします

亜鉛ダイカストの製造事例

当社はカメラや交換レンズと言った光学部品のスタートのため、精度を求めらる部品が多く、なかでもギアの製品は多種にわたり、高精度を維持しております。
ここ近年では減速機等に用いられる遊星歯車も依頼が多くあります。
また、エンコーダ、モーター等のハウジングも他品種扱っており、径の大きさにもよりますが、H7程度の公差であれば、無加工で仕上げております。
亜鉛ダイカストだからこそできる、小型精度部品や複雑形状の製品化、追加工を減らすことによるコスト削減などで貴社に貢献をいたします。

亜鉛ダイカスト専業として長年培った経験と技術力を基に、切削品・プレス部品・プラスチック部品などその他の工法からの切り替えや、部品の一体化など、VA・VE的な観点からご提案をさせていただきます。

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